災害時には飲料水の確保が重要
災害に対する意識が高まる昨今、家族の集合場所を決めた、非常持出し袋を用意した、など万が一の備えをしている方が増えています。
防災グッズや食料の確保はもちろんのこと、飲料水について考えられた方も多いのではないでしょうか。
地震や災害直後は、電気・ガス・水道など様々なライフラインに影響が出ることが想定されますが、中でも最も人間の生命に関わってくるのが水の供給です。災害直後は、交通手段の途絶や交通渋滞により応急給水活動にも時間がかかると予想されます。
万が一の時、毎日必要な水が手に入らないという状況は、十分起こり得る可能性があるのです。
そんな時、災害時に十分な備蓄水が確保できていれば、安定した暮らしができるとともに、心に大きな安心とゆとりをもつことができるのです。
全国各地の自治体でも、災害時の水不足に備え、住民に水の備蓄を強く呼びかけています。
飲料水の確保については、1人1日最低3 リットルの水が必要と言われています。各ご家庭でも家族の人数の3日分を目安に水を確保する必要があります。